サロンパスイメージマイボイスコムは2009年11月20日、肩こり・腰痛薬に関する調査結果を発表した。それによると、それらの医薬品を使用している人がもっとも利用している「市販医薬品」としては【久光製薬(4530)】の「サロンパス」が挙げられていることが分かった。対象者のうち1/4もの人が「使っている」と答えている(【発表リリース】)。



今調査は2009年11月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3843人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代34%・40代30%・50歳以上22%など。

調査母体のうち85.0%が現在肩こり・腰痛を感じており、そのうち56.8%が医薬品を利用している。つまり調査母体の48.3%が「現在肩こり・腰痛持ちで医薬品を利用中」ということになる。彼ら・彼女らに対し、どのような医薬品を利用しているのか複数回答で尋ねたところ、もっとも多かったのは医師の処方による医薬品で27.2%に達していた。つまり少なくとも27.2%の人は、これらの痛みで病院に通っている計算になる。痛みはそれなりに深刻なようだ。

使用している医薬品のタイプ(肩こり・腰痛の医薬品を利用している人、複数回答)(上位10位のみ)
使用している医薬品のタイプ(肩こり・腰痛の医薬品を利用している人、複数回答)(上位10位のみ)

市販薬の中ではもっとも多用されているのは「サロンパス」。貼り薬としては知名度はもちろんナンバーワンだが、長きに渡り多くの人に愛用されているのは、効用の点でも評価を得ているからに他ならない。そしてやや数字は下がるが、次いでアンメルツ・バンテリンが名前を連ねている。アンメルツは塗り薬、バンテリンは貼り薬として名高く、サロンパス同様に昔から多くの人に利用されている肩こり・腰痛のお薬だ。

これらの医薬品は肩こり・腰痛だけでなく、筋肉痛、筋肉疲労、打撲などにも効用のあるものが多い。「まだまだ肩こりや腰痛を感じる歳じゃない」という人も、筋肉痛などで使う機会を考えれば、薬箱に収めておいて損はしないはず。その際には、上位10位(処方薬は除く)のいずれかを選んでおけば、まず間違いはないだろう。