
今調査は2010年12月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万2439人。男女比は47対53で、年齢階層比は10代2%・20代11%・30代30%・40代31%・50歳以上26%。
同じ保険でも生命保険は基本的に本人が死亡、あるいはそれに類する状態になった際に保険金が支払われる保険を指し、けがや病気、それらによる入院や通院に対して支払われる医療保険とは異なる(厳密にはもっと色々と複雑な関係なのだが、概念的な理解としてはこれで十分)。保険金の受け取りも、本人ではなく保護者やその他家族など、世帯単位で考える場合が多く、今回の調査でも「家庭(世帯)での生命保険加入状況に関する質問」となっている。
その生命保険の加入状況だが、加入・現行維持派は72.1%、加入・契約会社変更検討派は8.4%。合わせると80.5%が加入している計算になる。5世帯のうち4世帯は生命保険加入世帯という計算だ。

↑ 家庭での生命保険加入状況
昨年行われた調査と比べると、未加入・検討もしない人が増加しているのが確認できる。さらに過去10年強において、加入者の推移を見ると、じわじわと加入者が減少しているのが分かる。1999年は91.2%だったのが今回は80.4%。実に10.8ポイントもの減少。

↑ 生命保険加入率の推移
世帯単位での生命保険加入率が漸減している原因としては、「月々の保険料支払いの負担が大きい」「保険軽視の社会的風潮」「独身回答者の増加(独身者は万一の際にも保険金受取をしてもらう相手に対する必要度が低い)」などが考えられる。ただし最後の項目については、別調査機関による「2人以上で構成される世帯を調査母体とする」調査でも同様の結果を見せており(【生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」】)、要因としてはごく小さなものと考えてよい。
一家の家計を支える大黒柱であるのなら、「万一」のことを考え、残された家族のためにも、過不足無い生命保険に加入して欲しいものではあるのだが。
同じ保険でも生命保険は基本的に本人が死亡、あるいはそれに類する状態になった際に保険金が支払われる保険を指し、けがや病気、それらによる入院や通院に対して支払われる医療保険とは異なる(厳密にはもっと色々と複雑な関係なのだが、概念的な理解としてはこれで十分)。保険金の受け取りも、本人ではなく保護者やその他家族など、世帯単位で考える場合が多く、今回の調査でも「家庭(世帯)での生命保険加入状況に関する質問」となっている。
その生命保険の加入状況だが、加入・現行維持派は72.1%、加入・契約会社変更検討派は8.4%。合わせると80.5%が加入している計算になる。5世帯のうち4世帯は生命保険加入世帯という計算だ。

↑ 家庭での生命保険加入状況
昨年行われた調査と比べると、未加入・検討もしない人が増加しているのが確認できる。さらに過去10年強において、加入者の推移を見ると、じわじわと加入者が減少しているのが分かる。1999年は91.2%だったのが今回は80.4%。実に10.8ポイントもの減少。

↑ 生命保険加入率の推移
世帯単位での生命保険加入率が漸減している原因としては、「月々の保険料支払いの負担が大きい」「保険軽視の社会的風潮」「独身回答者の増加(独身者は万一の際にも保険金受取をしてもらう相手に対する必要度が低い)」などが考えられる。ただし最後の項目については、別調査機関による「2人以上で構成される世帯を調査母体とする」調査でも同様の結果を見せており(【生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」】)、要因としてはごく小さなものと考えてよい。
一家の家計を支える大黒柱であるのなら、「万一」のことを考え、残された家族のためにも、過不足無い生命保険に加入して欲しいものではあるのだが。
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