
今調査は2010年12月7日から2011年2月10日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は2430人。男女比は740対1690、年齢階層比は10代1.2%・20代10.6%・30代26.1%・40代35.9%・50代17.2%・60代9.1%。
最近では「セカンドオピニオン」という考えが浸透しはじめ、複数の病院で検査を受けてもらうスタイルも知られるようになったため、以前と比べれば特定の病院に固執する考えは薄らいでいる感はある。しかし手間暇を考えれば、一度足を運んだ病院で継続して通院をするのが、一番面倒が無い。逆に考えれば、通院・利用しはじめる病院を選ぶ際の選択眼が非常に重要な要素となる。
今件調査項目では、病院を探す際に基準になること・することを聞いている。行き当たりばったりで選んだり、何らかの事情で救急車で運ばれ、気がついたら病院に居た場合などをのぞけば、本人の何らかの意志によって選んでいるはずである。

↑ 病院を探す時に基準になる・することは(複数回答)
9割近くの人は、「場所、通院のしやすさ」を病院探し・選択の際に基準にすると答えている。入院ならともかく通院の場合は、いかに自分の生活圏に(物理的だけでなく通院時間の点で)近いかが重要になる。よほどの名医でその医者で無いと治せないような病気ならともかく、ハードルがさほど高くない病気での通院で、片道6時間もかかるような病院を選ぶのは賢明とはいえない。当方も以前通院(、のあと結局入院したのだが)した際には、一番最初の病院は「職場から通院しやすいから」というだけで選んだ経験がある。
第2位は「専門の科があるか」。自分の症状・病気が何か分からない場合は、どの科が専門になるのかすら分からない。しかしある程度目安がつけば、選択のふるいわけには十分参考になる。特定の科をのぞけば医師免許の保有で診察は不可能ではないものの、やはり専門科に診てもらった方が安心できる。
興味深いのは、一見基準として多くの人が挙げそうな「口コミ」「待ち時間」の要素への回答率がさほど高くないこと。それぞれ1/3強・2割強でしか無い。自分の身体の事なのだから他人の意見に左右されるのは気がかりであるし、良い診察・治療を受けられるのなら待ち時間が少々長くても我慢できる、ということなのだろう。
最近では「セカンドオピニオン」という考えが浸透しはじめ、複数の病院で検査を受けてもらうスタイルも知られるようになったため、以前と比べれば特定の病院に固執する考えは薄らいでいる感はある。しかし手間暇を考えれば、一度足を運んだ病院で継続して通院をするのが、一番面倒が無い。逆に考えれば、通院・利用しはじめる病院を選ぶ際の選択眼が非常に重要な要素となる。
今件調査項目では、病院を探す際に基準になること・することを聞いている。行き当たりばったりで選んだり、何らかの事情で救急車で運ばれ、気がついたら病院に居た場合などをのぞけば、本人の何らかの意志によって選んでいるはずである。

↑ 病院を探す時に基準になる・することは(複数回答)
9割近くの人は、「場所、通院のしやすさ」を病院探し・選択の際に基準にすると答えている。入院ならともかく通院の場合は、いかに自分の生活圏に(物理的だけでなく通院時間の点で)近いかが重要になる。よほどの名医でその医者で無いと治せないような病気ならともかく、ハードルがさほど高くない病気での通院で、片道6時間もかかるような病院を選ぶのは賢明とはいえない。当方も以前通院(、のあと結局入院したのだが)した際には、一番最初の病院は「職場から通院しやすいから」というだけで選んだ経験がある。

興味深いのは、一見基準として多くの人が挙げそうな「口コミ」「待ち時間」の要素への回答率がさほど高くないこと。それぞれ1/3強・2割強でしか無い。自分の身体の事なのだから他人の意見に左右されるのは気がかりであるし、良い診察・治療を受けられるのなら待ち時間が少々長くても我慢できる、ということなのだろう。
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