疲れ対策用食材アメリカンホーム保険は2011年6月22日、女性の「疲れ」に関する調査結果を発表した。それによると女性から成る調査母体においては、「疲れを感じた」と思った時に食べたくなる食材の最上位には「牛肉」がついた。4人に1人が「疲れたら牛肉を食べたくなる」と答えている。その他上位には柑橘類やニンニク、そして甘いものなどがついている。一方で「食べたくなる食材は無い」とする意見も2割近くに達している([発表リリース])。



今調査は2011年4月22日から25日にかけて全国(岩手・宮城・福島・青森・茨城県をのぞく)に対して携帯電話利用のインターネット経由で、20-49歳の女性有職者及び専業主婦に対して行われたもので、有効回答数は1002人。年齢階層比は20代・30代・40代で均等割り当て。

心身の疲労を覚えた時には、意識的、あるいは無意識にその状況を改善しようと、ストレス解消や不足している栄養分の補充のため、何らかの食材を口にしたくなる場合が多い。【仕事中にちょっと口休め、江崎グリコが「お菓子専用ボックス・冷凍冷蔵庫」レンタルサービス開始】【ブラックチョコレートで疲れ気味な身体とおさらば!?】などが好例だ。

それでは具体的に「疲れを感じた時」、どのような食材を欲するだろうか。当方(男性)のイメージとして「女性の疲れ」=「甘いもの」というイメージがあるのだが……

↑ 疲れを感じた時に食べたくなる食材(複数回答形式)
↑ 疲れを感じた時に食べたくなる食材(複数回答形式)

女性らしさを覚える「甘い物・お菓子」は第五位。順位こそ牛肉やにんにくと比べて下位だが、それでも5人に1人は「疲れたら甘いものが食べたくなるよネ」と回答している。

一方でトップは「牛肉」。実に1/4の人が「疲れた時は牛肉が食べたくなる」と答えている。第二位の「オレンジ等の柑橘類」第三位の「ニンニク」などと合わせ、ニンニクやレモンをこってりと効かせた分厚いステーキが、疲れた時のお勧め食材としてイメージされる。また、オレンジで着色した項目(肉類)が比較的上位についているところを見ると、女性も疲労対策に肉をモリモリと食するのを好むことが理解できる。

他にも性別の区別無く、「スタミナがつきそうな食材」が上位に並んでおり、疲れ対策の食材には男女の区分などあまりないことを認識させてくれる。女性の甘いモノ好きは周知の通りだが、本当に疲れた時には男女の差異は生じないということだろう。



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