
今調査は2012年1月13日から20日に渡り、2013年3月までに受験予定がある、または過去において受験経験を有する高校生以下の子供(末子)が居て、その上週一以上自宅で夕食を作る30代・40代の女性に対し、携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもの。回答数は1000人。年齢階層は30代219人・40代781人。調査機関はネットエイジア。
受験勉強期間も佳境に突入する年末になると、各社から「受験勉強対策」として多様な食品が発売される。昨今では栄養成分名をかかげ、それが入っていることをセールスポイントとしているものも多い。今項目では、受験日当日の朝食に、脳の働きを良くするために摂取すると効果的だと思う栄養素を尋ねているが、トップにはブドウ糖がついた。過半数の52.1%が「効果的」と考えている。

↑ 受験日当日の朝食で、脳の働きをよくするために摂取すると効果的だと思う栄養(複数回答)
ブドウ糖は【砂糖健康学入門 … 脳のエネルギー源は、ブドウ糖だけ。】などの話にもあるように、脳の活動を維持するのに重要な栄養素として良く知られている(いわゆる「おめざ」で甘い物が多い由来でもある)。疲れた時に甘い物が欲しくなるのもこれが一因。それだけに、言葉通り「頭に働いてもらう」ためにもブドウ糖周りが欠かせないと思うのは至極当然。
以下、DHAやカルシウム、ビタミンCなどのビタミン群、大豆ペプチドなどが続いているが、仮にこれらをすべて「明確に意識した上で」朝食を創るとなると、朝からフルコースもかくや、という状況になりかねない。
しかしながら良く考えて見れば、普段から該当栄養素に欠いた食生活をしているのならともかく、朝に摂取しただけで劇的な効果が得られる力を栄養素の摂取に求めるのは、多少ながらも無理がある。むしろげん担ぎ的な意味合い、心理的な効用との相乗効果に期待しながら、知名度の高い上位陣栄養素を前面に押し出した食品を用意するのが無難だろう。
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【明治 ぶどう糖チョコレート 試食】
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