
今調査は2012年2月7日から8日にかけてインターネット経由で有職者に対して行われたもので、有効回答数は1086人。男女比は50.6対49.4、世代構成比は20代33.5%・30代33.3%・40代33.1%。
花粉症の症状として目のかゆみやくしゃみ、鼻水と共に多くの人が体感するであろう「鼻づまり」。その「鼻づまり」を一定期間以上自覚している人(「ほとんど無い」以外)は62.5%に達している。

↑ 1年のうち「鼻づまり」を感じる期間は?(有職者限定)(再録)
それでは「鼻づまり」で生じるトラブルで、当事者はどれほど仕事のパフォーマンスが削られたと思っているのだろうか。鼻づまりが無い時を100%と仮定し、鼻がつまっている時の仕事のパフォーマンスの推測を尋ねたところ、最多回答層は70%台となった。

↑ 「鼻づまり」がない時に仕事で発揮できるパフォーマンスが100%だとして、「鼻づまり」の時に仕事で発揮できているパフォーマンスは平均何%くらいか?(有職者・鼻づまりあり限定)
次いで60%台・50%台・80%台となり、50-80%台で7割に達する。個々の忍耐力、仕事の内容、さらには「鼻づまり」の程度によってパフォーマンスの低下率は変化するが、多くの人が2割から半分程度効率が落ちると認識していることになる。中には10%台・10%未満の人もおり、よほど「鼻づまり」がひどいことがうかがえる。
これを各項目の中央値を元に、概算で平均値を算出した結果が次のグラフ。大勢に変化は無く、6割強ほどのパフォーマンスという結果になった。

↑ 「鼻づまり」がない時に仕事で発揮できるパフォーマンスが100%だとして、「鼻づまり」の時に仕事で発揮できているパフォーマンスは平均何%くらいか?(有職者・鼻づまりあり限定)(概算平均値)
わずかな差で誤差の範囲とも受け止められるが、男性よりは女性、シニア層よりは若年層の方がパフォーマンスの低下率が大きい。これは今調査別項目で行われている「鼻づまりで困ること」の回答率の違いとも一致しており、「鼻づまりでのトラブルがパフォーマンスを低下させる」という、改めて指摘されれば当たり前の話を裏付けたことになる。

↑ 「鼻づまり」の時に困ることは(当てはまるものすべて)(有職者・鼻づまりあり限定)(男女・世代別)(再録)
「鼻づまり」による仕事のパフォーマンス、言い換えれば生産力は3割強も減退してしまう(少なくとも当事者はそのような判断をしている)。切り口を変えれば、鼻づまりを解消できれば、失われた「3割強」を取り戻せることになる。各方面は「検証・改善の価値はある」と判断するのに十分な数字ではなだろうか。
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これを各項目の中央値を元に、概算で平均値を算出した結果が次のグラフ。大勢に変化は無く、6割強ほどのパフォーマンスという結果になった。

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