
今調査は2012年1月21日から23日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1032人。男女比は1対1、年齢階層比は20代206人・30代412人・40代258人・50代156人。
【主要死因別に見た死亡率(1899年以降版)】にもある通り他の病症の治療法が進んだこともあり、相対的に主要死因となりつつある「がん」。当然各人の周辺でも発症者の話を耳にする機会が増え、注目も集まるようになる。
その「がん」を発症した場合、どのようなことにお金がかかるのかを聞いた結果が次のグラフ。入院中の費用には8割5分以上の人が理解しており、多種多様に治療で高額が必要になることは、それなりに認識されている。

↑ 「がん」を発症した場合、どのようなことにお金がかかると思うか(複数回答)
闘病中は一般的に仕事につけなくなるため、その間の生活費も必要になる(二人以上世帯で相方なり保護者が支えてくれるのなら話は別だが)。さらには保険適用外の先進医療を受けるためには、多額の費用が必要となる場合も多い。このような可能性があることをも7割の人が知っている。表現を変えれば「多種多彩な費用が生じる」ことを理解している。
ところが「がんの平均治療費は100万円である」という話には、多くの人が「高い」と考えている。

↑ 「がん」の平均治療費が100万円といわれたらどう思うか
この「高い」が「がん治療という効用に対してコストパフォーマンスが悪い」という意味なのか、「単純に金額として高い」という意味なのかまでは判断しかねる。だが、ともあれ金額としては「もう少し安くても良いのではないか」と考えている人が多数に及んでいるのが分かる。
公的な保険制度を活用すれば高額療養費制度を用いることで、保険適用範囲における医療費をカバーできる。保険適用外の先進医療の費用も、対応している民間の保険は多数見つけることが出来る。「高い」と考えるのなら、まずは現実を理解した上で、少しでも安くあげられる仕組みを学び、実践し、備えておくにこしたことは無い。
【主要死因別に見た死亡率(1899年以降版)】にもある通り他の病症の治療法が進んだこともあり、相対的に主要死因となりつつある「がん」。当然各人の周辺でも発症者の話を耳にする機会が増え、注目も集まるようになる。
その「がん」を発症した場合、どのようなことにお金がかかるのかを聞いた結果が次のグラフ。入院中の費用には8割5分以上の人が理解しており、多種多様に治療で高額が必要になることは、それなりに認識されている。

↑ 「がん」を発症した場合、どのようなことにお金がかかると思うか(複数回答)
闘病中は一般的に仕事につけなくなるため、その間の生活費も必要になる(二人以上世帯で相方なり保護者が支えてくれるのなら話は別だが)。さらには保険適用外の先進医療を受けるためには、多額の費用が必要となる場合も多い。このような可能性があることをも7割の人が知っている。表現を変えれば「多種多彩な費用が生じる」ことを理解している。
ところが「がんの平均治療費は100万円である」という話には、多くの人が「高い」と考えている。

↑ 「がん」の平均治療費が100万円といわれたらどう思うか
この「高い」が「がん治療という効用に対してコストパフォーマンスが悪い」という意味なのか、「単純に金額として高い」という意味なのかまでは判断しかねる。だが、ともあれ金額としては「もう少し安くても良いのではないか」と考えている人が多数に及んでいるのが分かる。
公的な保険制度を活用すれば高額療養費制度を用いることで、保険適用範囲における医療費をカバーできる。保険適用外の先進医療の費用も、対応している民間の保険は多数見つけることが出来る。「高い」と考えるのなら、まずは現実を理解した上で、少しでも安くあげられる仕組みを学び、実践し、備えておくにこしたことは無い。
スポンサードリンク