
今調査は2012年11月9日から10日にかけてQLife会員では無い外部大手のリサーチ会社のモニター会員を対象に、インターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。世帯年収は401万円以上に限定(回答数が少数なこと、公的・私的援助の想定もあり回答にぶれが生じやすくなるため、400万円以下は除外)。男女比は677対323、世代構成比は20代45・30代227・40代417・50代311。
「インフルエンザ」というと昨今では2009年に流行した新型インフルエンザが記憶に新しいが、現在ではそれも通常の季節性インフルエンザへと移行している(【新型インフルエンザ(A/H1N1)、季節性へ移行・「インフルエンザ(H1N1)2009」に】)。今回は特に記述も無いが、季節性のインフルエンザに対応する予防接種について尋ねている。
まずは回答時において今年分のインフルエンザ予防接種をするか・したか。すでにした人は11.4%、今後するつもりの人は34.8%。

↑ 今年、インフルエンザの予防接種をするか・したか
過半数は予防接種をするつもりが無いと回答している。
これを世帯年収別に見たのが次のグラフだが、ややばらつきはあるものの、ほぼ「高年収ほど対応済み・対応予定」の動きをしているのが分かる。

↑ 今年、インフルエンザの予防接種をするか・したか(世帯年収別)
見方を変えれば、低年収ほど予防接種を避ける傾向があることになる。
年収区分でこのような結果が出た以上、ある程度予想はつくのだが、なぜ予防接種をしないかを「費用が主な理由(高い、負担が大きい)」「費用以外が主な理由(時間が無い、体に合わない、健康には自信があるなど)」の二択で聞いた結果が次のグラフ。やはり低年収ほど「費用が主な理由」という結果が出た。

↑ インフルエンザの予防接種をしない理由(しないつもりの人限定)(世帯年収別)
詳しくは別の機会に触れるが、やはり低年収ほど「インフルエンザの予防接種の値段は高い」という意見が多く出ている。つまり金銭面で予防接種のハードルが高いと判断し、敬遠してしまった人が低年収世帯では多いことになる。またリリースでも結論として、経済格差が病気の「予防」格差を生み出している可能性があるとして、この状況を危惧する意見を伝えている。
一方で予防接種には多種多様な意見が挙げられている事実もある。最終的には本人の考え、環境の上での判断に任されることになるが、接種すると決めた場合、出来るだけ早く実施してほしいものである。
「インフルエンザ」というと昨今では2009年に流行した新型インフルエンザが記憶に新しいが、現在ではそれも通常の季節性インフルエンザへと移行している(【新型インフルエンザ(A/H1N1)、季節性へ移行・「インフルエンザ(H1N1)2009」に】)。今回は特に記述も無いが、季節性のインフルエンザに対応する予防接種について尋ねている。
まずは回答時において今年分のインフルエンザ予防接種をするか・したか。すでにした人は11.4%、今後するつもりの人は34.8%。

↑ 今年、インフルエンザの予防接種をするか・したか
過半数は予防接種をするつもりが無いと回答している。
これを世帯年収別に見たのが次のグラフだが、ややばらつきはあるものの、ほぼ「高年収ほど対応済み・対応予定」の動きをしているのが分かる。

↑ 今年、インフルエンザの予防接種をするか・したか(世帯年収別)
見方を変えれば、低年収ほど予防接種を避ける傾向があることになる。
年収区分でこのような結果が出た以上、ある程度予想はつくのだが、なぜ予防接種をしないかを「費用が主な理由(高い、負担が大きい)」「費用以外が主な理由(時間が無い、体に合わない、健康には自信があるなど)」の二択で聞いた結果が次のグラフ。やはり低年収ほど「費用が主な理由」という結果が出た。

↑ インフルエンザの予防接種をしない理由(しないつもりの人限定)(世帯年収別)
詳しくは別の機会に触れるが、やはり低年収ほど「インフルエンザの予防接種の値段は高い」という意見が多く出ている。つまり金銭面で予防接種のハードルが高いと判断し、敬遠してしまった人が低年収世帯では多いことになる。またリリースでも結論として、経済格差が病気の「予防」格差を生み出している可能性があるとして、この状況を危惧する意見を伝えている。
一方で予防接種には多種多様な意見が挙げられている事実もある。最終的には本人の考え、環境の上での判断に任されることになるが、接種すると決めた場合、出来るだけ早く実施してほしいものである。
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