
正月太りの平均増加ウエイトは2.2キロ
今調査は2013年12月20日から26日にかけて、オレンジページnetモニター会員に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1370人。男女比・世代構成比は未公開。サイト内容や雑誌購読者層から、30-40代の主婦が回答者中心と推測される。
今調査対象母集団における正月太り(年末年始の長期休暇期間中に体重が増加してしまう現象)の経験者は75.3%に達している。その人たちに、増えた体重を聞いた結果が次のグラフ。半数近くが約2キロと答えている。

↑ 正月太りで増えた体重は(択一、正月太り経験者限定)
概算平均値も約2.2キロと、ボリュームゾーン領域に収まっている。もっとも「元体重」による区分が無いので、あくまでも絶対値的な比較でしかないことに注意……とはいえ、元々の体重が何キロであろうと、増えた体重の数字そのものに一番ハラハラさせられることに違いは無い。「不明」が1割要るが、体重の増加は自認しているものの、体重計で量りたくないほどの増加であるということなのだろうか。
正月太り解消までどれ程かかる?
それでは正月太りをしてしまった場合、どの程度の期間で解消できただろうか。ボリュームゾーンは(3週間超)1か月以内で約3割。「一か月が経過するまでには」の区切りで計算すると大体6割程度に達する。

↑ 正月太りはどの位の期間で解消するか(択一、正月太り経験者限定)
1か月を超えると回答率は漸減していき、4か月以上かかるもののどうにか解消できた人は4.3%。そして「解消されない」、つまり正月太りで増加した体重がそのまま維持されてしまう人も19.2%居る。体質的な問題もあるのだろうが、「毎年正月太りを経験して、そのまま体重が加算されたら……」という要らぬ心配もしてしまう。
中にはそのまま放置していても勝手に正月太り分の体重が減る人もいるだろうが、概して自ら意識し、行動を起こして増えた分を減らす必要に迫られる。具体的にどのような行動をしたかを聞いた結果が次のグラフ。

↑ 正月太りを解消するために行うことは(複数回答、正月太り経験者限定)
もっとも多くの人が実施したのは「食事・飲酒制限」。正月太りそのものの主要因は、年末年始ならではのイベント的な食事内容とその頻度、量にあるわけで、その逆を行えばよいという考え方。毎日が宴会三昧的な正月を過ごした人もいるだろうから、その逆をすれば良いとの発想は理にかなっている。
次いで多いのは「散歩」「ウォーキング」。道具も要らず手軽に行える運動の代表格で、入る量を減らすのではなく、出る量を増やそうという考え方。「筋トレ」「ランニング」と比べて回答率が高いことから、「ハードな運動は避けたい」との思惑も見え隠れしている。
その他項目として多種多様な内容が並んでいるが、回答率はさほど高くない。短期的に増加した体重への対処で、原因も特定されていることから、あまり深刻に考えなくても元に戻せるだろうとの考えだと思われる。
食べる量が増え、動く機会が減れば、差し引きで体重が加算されてしまうのは自然の摂理。正月太りをしてしまうのも仕方がない。しかしその増加分が健康的にマイナスのものとなるのなら、できるだけ早期のうちに、正月気分があける位までには、通常の状態に回復させたいものだ。
そのためにはやはり、食生活を通常の状態に戻し、運動の機会を増やすのが一番なのだろう。
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