
今調査は2014年2月21日から3月7日に渡ってインターネット経由で行われたもので、有効回答数は7583人。男女比は59.1対40.9。マスク装着の是非に関してもっとも関連性の高い花粉症の自覚度合いは「重い」3.7%、「中程度」19.3%、「軽い」21.1%、「花粉症に非ず」55.9%。
先行記事にある通り、今調査対象母集団では何らかの事由によりマスクを装着する人は72.1%。3割近くは花粉症や風邪でもマスクはしないとしている。もっとも花粉症でない人は6割近くに達しているので、花粉症を自覚していてマスクをつけていない人はほとんどいないだろう。

↑ 何らかの理由でマスクを着用するか(再録)
マスクを着用していれば、何らかの形で不快感を覚えたり、不便さを感じたり、トラブルを起こしたりするもの。携帯電話同様、普段から身に着けているものだから、気になる点も多くなる。それら不満や改善希望点について、同意できるものにすべて答えてもらったのが次のグラフ。

↑ マスクに対する不満や改善希望点(複数回答、マスク着用者限定)
最上位の回答は「眼鏡が曇る」で45.3%。これは眼鏡装着者限定となるが、本当に困る話。マスクを付けると自分の息が上に漏れ、それが眼鏡を曇らせてしまうというもの。最近ではこれを防ぐタイプの形状をしたマスクも登場しているが、まだまだ少数派。眼鏡側で曇り止めを付けるのも一案だが、いたちごっこの感は否めない。
次いで多いのは「耳が痛い」で37.1%。これはマスクのサイズが合わない、耳にかけるゴムの部分がキツイ場合によく起きる。装着し続けるのが苦痛になり、つい外してしまった経験を持つ人も多いはず。
「息苦しい」「鼻水、メイクなどがマスク内側につく」「メイクが落ちる」も良くある話。もっともこれらは、これらを感じる位に口や鼻に密着していないとマスクとしての効果が期待できなくなるため、仕方がない面もある。他方「フィットしない」「着用しないとフィット感が分からない」は、密着していない、するかどうかが分からないといった、「息苦しい」などとは逆の悩みどころではある。
最近ではアヒル口のような、あるいは工業用・専門医が使うタイプの、口や鼻をカバーする部分が立体化しており、密着化を果たす一方でマスク内部と顔の部分との接触面を極力少なくしたマスクも多数一般販売されるようになった。これらのマスクならいくつかの不満は解消できる。もっともお値段も得てしてお高め。マスクが消耗品として使われることを考えると、躊躇してしまう人も少なくあるまい。
ちなみにマスクの商品案内などで、目に留まる、魅力的だと感じてしまうフレーズとしては、最上位は「眼鏡が曇らない」、続いて「抗菌」が続いている。

↑ マスクの特徴としてひかれるフレーズ(複数回答、上位)
やはり「眼鏡が曇らない」はマスク着用者にとって至上命題であるようだ。また全般的には女性の方がマスクへの要望が強いように見える。それだけ健康に留意しているのか、あるいはマスクを着用する機会が多いのかもしれない。
ちなみに、多分に女性特有の「メイクが崩れにくい」とするフレーズは26.5%で第8位。それなりに重要、魅力的な要素ではあるが、眼鏡が曇らない、抗菌、息や呼吸のラクラク感の方が大切なようである。
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↑ マスクに対する不満や改善希望点(複数回答、マスク着用者限定)
最上位の回答は「眼鏡が曇る」で45.3%。これは眼鏡装着者限定となるが、本当に困る話。マスクを付けると自分の息が上に漏れ、それが眼鏡を曇らせてしまうというもの。最近ではこれを防ぐタイプの形状をしたマスクも登場しているが、まだまだ少数派。眼鏡側で曇り止めを付けるのも一案だが、いたちごっこの感は否めない。
次いで多いのは「耳が痛い」で37.1%。これはマスクのサイズが合わない、耳にかけるゴムの部分がキツイ場合によく起きる。装着し続けるのが苦痛になり、つい外してしまった経験を持つ人も多いはず。
「息苦しい」「鼻水、メイクなどがマスク内側につく」「メイクが落ちる」も良くある話。もっともこれらは、これらを感じる位に口や鼻に密着していないとマスクとしての効果が期待できなくなるため、仕方がない面もある。他方「フィットしない」「着用しないとフィット感が分からない」は、密着していない、するかどうかが分からないといった、「息苦しい」などとは逆の悩みどころではある。
最近ではアヒル口のような、あるいは工業用・専門医が使うタイプの、口や鼻をカバーする部分が立体化しており、密着化を果たす一方でマスク内部と顔の部分との接触面を極力少なくしたマスクも多数一般販売されるようになった。これらのマスクならいくつかの不満は解消できる。もっともお値段も得てしてお高め。マスクが消耗品として使われることを考えると、躊躇してしまう人も少なくあるまい。
ちなみにマスクの商品案内などで、目に留まる、魅力的だと感じてしまうフレーズとしては、最上位は「眼鏡が曇らない」、続いて「抗菌」が続いている。

↑ マスクの特徴としてひかれるフレーズ(複数回答、上位)
やはり「眼鏡が曇らない」はマスク着用者にとって至上命題であるようだ。また全般的には女性の方がマスクへの要望が強いように見える。それだけ健康に留意しているのか、あるいはマスクを着用する機会が多いのかもしれない。
ちなみに、多分に女性特有の「メイクが崩れにくい」とするフレーズは26.5%で第8位。それなりに重要、魅力的な要素ではあるが、眼鏡が曇らない、抗菌、息や呼吸のラクラク感の方が大切なようである。
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