
今調査に関する調査要項は先行記事【一日の平均歩数は男性6793歩・女性5832歩(最新)】を参照のこと。
先行記事【喫煙率は成人男性27.1%・女性7.6%、では受動喫煙は?(最新)】にある通り、今調査の直近分においては、男性で27.1%、女性で7.6%が習慣的に喫煙をしている(たばこを「毎日吸っている」または「時々吸う日がある」と回答している。習慣的喫煙者)との結果が出ている。

↑ 現在習慣的に喫煙している人の割合(男女別・年齢階層別)(2019年)(再録)
そこでこれらの人に、禁煙あるいは減煙の意思があるか否かについて、止めたい・本数を減らしたい・止めたくない・分からないのうち択一で答えてもらった結果が次のグラフ。男性では56.7%、女性では58.7%が禁煙あるいは減煙を望んでいる。

↑ 喫煙を止めたいと思うか(男性、毎日・時々喫煙者限定、年齢階層別)(2019年)

↑ 喫煙を止めたいと思うか(女性、毎日・時々喫煙者限定、年齢階層別)(2019年)
元々習慣的喫煙者は男性の方が人数・比率ともに大きいため、男性全体・女性全体と比較すれば男性の方が禁煙・減煙希望者の「人数」も多くなるが、少なくとも習慣的喫煙者に限って割合を確認すると、女性の方が禁煙・減煙合わせた希望者だけでなく、禁煙希望者に限ってもおおよそ割合は上となる。
男女を問わずおおよそ年が上になるほど禁煙・減煙合わせた希望者の割合は増えていく。ばらつきが大きいのは、元々該当者数が少ないための統計上のぶれによるもの。
今調査では「以前は喫煙していたが1か月以上吸っていない人(禁煙中者)」の割合も確認できる。これは全体に占める値で、現在喫煙者に対する比率ではない。また喫煙を止めた理由も問われていない。次に示すのは各属性に占める禁煙中者の割合と、禁煙中者の人数が習慣的喫煙者の人数の何%に当たるかを算出したもの。おおよそではあるが、どれぐらいの人が喫煙から禁煙にシフトしたかを知ることができる。例えば男性20代で「禁煙中者率」は4.5%とあるので、男性20代全員のうち4.5%は現在禁煙中であることを意味する。

↑ 禁煙中の人の割合と、禁煙中者数と習慣的喫煙者人数の関係(2019年)
男性は元々喫煙者率も高いことから、禁煙している人の割合も高い。しかし男性はほぼ年齢とともに禁煙者率も、「禁煙中人数÷習慣的喫煙者人数」の値も増加していくのに対し、女性は法則性のようなものを見出しにくい状況となっている(禁煙者「数」そのものが少なく、統計的にぶれが生じやすいのが主要因だが)。男性は年齢に連れて禁煙に挑む人が増えるものの、女性は年齢とはあまり関係が無いようだ。
■関連記事:
【若者の喫煙離れ、毎日吸う人も1日1箱が上限…年齢階層別喫煙動向(JT発表)(最新)】
【年齢階層別成人喫煙率】
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↑ 現在習慣的に喫煙している人の割合(男女別・年齢階層別)(2019年)(再録)
そこでこれらの人に、禁煙あるいは減煙の意思があるか否かについて、止めたい・本数を減らしたい・止めたくない・分からないのうち択一で答えてもらった結果が次のグラフ。男性では56.7%、女性では58.7%が禁煙あるいは減煙を望んでいる。

↑ 喫煙を止めたいと思うか(男性、毎日・時々喫煙者限定、年齢階層別)(2019年)

↑ 喫煙を止めたいと思うか(女性、毎日・時々喫煙者限定、年齢階層別)(2019年)
元々習慣的喫煙者は男性の方が人数・比率ともに大きいため、男性全体・女性全体と比較すれば男性の方が禁煙・減煙希望者の「人数」も多くなるが、少なくとも習慣的喫煙者に限って割合を確認すると、女性の方が禁煙・減煙合わせた希望者だけでなく、禁煙希望者に限ってもおおよそ割合は上となる。
男女を問わずおおよそ年が上になるほど禁煙・減煙合わせた希望者の割合は増えていく。ばらつきが大きいのは、元々該当者数が少ないための統計上のぶれによるもの。
今調査では「以前は喫煙していたが1か月以上吸っていない人(禁煙中者)」の割合も確認できる。これは全体に占める値で、現在喫煙者に対する比率ではない。また喫煙を止めた理由も問われていない。次に示すのは各属性に占める禁煙中者の割合と、禁煙中者の人数が習慣的喫煙者の人数の何%に当たるかを算出したもの。おおよそではあるが、どれぐらいの人が喫煙から禁煙にシフトしたかを知ることができる。例えば男性20代で「禁煙中者率」は4.5%とあるので、男性20代全員のうち4.5%は現在禁煙中であることを意味する。

↑ 禁煙中の人の割合と、禁煙中者数と習慣的喫煙者人数の関係(2019年)
男性は元々喫煙者率も高いことから、禁煙している人の割合も高い。しかし男性はほぼ年齢とともに禁煙者率も、「禁煙中人数÷習慣的喫煙者人数」の値も増加していくのに対し、女性は法則性のようなものを見出しにくい状況となっている(禁煙者「数」そのものが少なく、統計的にぶれが生じやすいのが主要因だが)。男性は年齢に連れて禁煙に挑む人が増えるものの、女性は年齢とはあまり関係が無いようだ。
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