
今回発表されたデータは2022年分。その値も含め、さかのぼれる最古の値の1986年以降版、そしてもう一つ、最近の動きがよくわかるように取り扱い範囲を2001年以降に限定した版が次のグラフ。

↑ 喫煙率(男女別・年齢階層別)

↑ 喫煙率(男女別・年齢階層別)(2001年以降)
最新となる2022年分を反映させたが、1年分の追加で全体的な状況が変わることはなく、
などの傾向が見られる。
上記グラフでは分かりにくい部分もあるが、ここ数年に限ると、男女ともに若年層-中年層の喫煙率の減少の気配が見受けられる。他方高齢層は横ばい、一部では増加の気配すらある。今件は喫煙者数ではなく喫煙率であり、高齢層人口の増加との直接的な関連性は無いが、注視すべき動きには違いない。

↑ 喫煙率(男女別・年齢階層別)(直近10年)
一部の年齢階層で喫煙率の減少に足踏み感、さらに増加の動きが見えるのには大いに留意が必要である(もっとも、直近2022年ではほとんどの属性において、前回調査比で減少しているが)。人口比では高齢層の方が多い以上、その層で喫煙率が減少しなければ、今後全体の喫煙率も横ばい、さらには上昇を示す可能性が出てくるからだ。
■関連記事:
【直近では国税0.96兆円・特別税0.12兆円・地方税1.03兆円で合せて2.10兆円…たばこの税収推移(最新)】
【国税・特別税・地方税あわせて1本あたり15.244円…たばこ税の推移(最新)】

↑ 喫煙率(男女別・年齢階層別)

↑ 喫煙率(男女別・年齢階層別)(2001年以降)
最新となる2022年分を反映させたが、1年分の追加で全体的な状況が変わることはなく、
・男性は減少傾向。ただし60代以降は減少の動きが緩やか、さらには横ばいに移る気配を見せている。70歳以上ではここ10年ほどの間は事実上横ばい。
・女性は若年層から中年層にわたり、しばらくの間はむしろ増加傾向にあった。2005年前後あたりからようやく減少に転じる形に。一方で60代は2010年ぐらいから増加、70歳以上は横ばいの動きを示している。
・女性は若年層から中年層にわたり、しばらくの間はむしろ増加傾向にあった。2005年前後あたりからようやく減少に転じる形に。一方で60代は2010年ぐらいから増加、70歳以上は横ばいの動きを示している。
などの傾向が見られる。
上記グラフでは分かりにくい部分もあるが、ここ数年に限ると、男女ともに若年層-中年層の喫煙率の減少の気配が見受けられる。他方高齢層は横ばい、一部では増加の気配すらある。今件は喫煙者数ではなく喫煙率であり、高齢層人口の増加との直接的な関連性は無いが、注視すべき動きには違いない。

↑ 喫煙率(男女別・年齢階層別)(直近10年)
一部の年齢階層で喫煙率の減少に足踏み感、さらに増加の動きが見えるのには大いに留意が必要である(もっとも、直近2022年ではほとんどの属性において、前回調査比で減少しているが)。人口比では高齢層の方が多い以上、その層で喫煙率が減少しなければ、今後全体の喫煙率も横ばい、さらには上昇を示す可能性が出てくるからだ。
■関連記事:
【直近では国税0.96兆円・特別税0.12兆円・地方税1.03兆円で合せて2.10兆円…たばこの税収推移(最新)】
【国税・特別税・地方税あわせて1本あたり15.244円…たばこ税の推移(最新)】
スポンサードリンク